過払い請求を自分でする場合も、弁護士・司法書士に依頼する場合も、だいたい次のような手順になります。
1.今までの金融業者との取引履歴を書面で請求する。
↓↓↓
2.開示された取引履歴を利息制限法に基づいて、もう一度計算しなおす。
↓↓↓
3.利息制限法で計算しなおした結果で、算出された過払い金の返還を求める。
↓↓↓
4.過払い金の返還額や時期などについての交渉がまとまれば和解をする。交渉がまとまらなければ、裁判所に過払い金の返還請求訴訟を起こす。
↓↓↓
5.それで、過払い金の返還額や時期などについて交渉がまとまれば和解となる。手続きにかかる時間は、過払い金返還請求訴訟を起こすかどうかにもよります。
訴訟を起こさない場合で半年弱。訴訟を起こす場合はそれより1〜2ヶ月長くかかります。
過払い請求の手続きを自分でする場合に、業者との取引履歴開示請求をする時も、すんなりと開示はしてくれませんし、過払い金返還請求訴訟を起こす場合も裁判官は、あなたの味方ではないので、自分で法律に関する知識を身につけて裁判を進めていかなければならないので、決して楽な道のりではありません。
とはいえ、H18年度よりキャッシング会社に関連するトラブルなどが多くなってきており、債務者に有理(やさしい)状況になってきている事は間違いないようです。
2022/12/12 更新